你好!
夫の転勤を機に家族一緒に渡中して数年が経ちました。
現在は上海生活にも慣れて楽しく日々を過ごしていますが、渡中の際にかなり悩んだ「家探し」について今回はご紹介したいと思います。
私は個人オーナー物件、ファミリー向けに絞って家を探しました。
いろいろと失敗・後悔もしたので私の経験を踏まえ、今後上海で家探しをされる方の役に少しでも立てたら良いなと思います。
個人オーナー物件、サービスアパートメントの違いについては過去記事でご紹介しています。
【上海で家探し】失敗しないためにするべきこと2つ
早速ですが上海での住まい探しで失敗しないためにするべきことは2つ!
①自分の希望と妥協できる条件を整理する
②契約する前に交渉する
上海で最初に家探しをしたとき、私はゴリゴリ要望を言うことが苦手だった&何を交渉するべきなのか分からなかったので②については特にしませんでした。
今思い返すと契約する前にオーナーと交渉しなかったのは勿体なかったー!と感じています。
では上海で家を探すときに気を付けるべき①②について詳しくご紹介します。
【上海で家探し】自分の希望と妥協できる条件を整理する
家を探す際、何となくでも良いので自分の中で希望と妥協できるポイントを整理しておくと家探しが楽だなと感じました。
参考例として私が家探しをするときに出した条件が下記の通りです。
譲れない条件
・普通の家具(シャンデリアなど豪華な装飾不要!)
・2LDK以上、リビングとキッチン広め
・トイレとお風呂は別
・室内で洗濯物が干せるベランダ(空気が汚い為外干ししたくない)
・下駄箱完備
・日本のテレビ番組が視聴可能(テレビ料金は家賃に含む)
・マンション敷地内に公園あり
・マンション敷地内に車が入って来ない(子供の事故防止のため)
・全室エアコン&床暖完備(上海の夏は灼熱、冬は床冷えします)
・夫の会社から自転車で10分圏内
・日系スーパーまで徒歩圏内(基本はネットで何でも買えるが買い忘れや家族からの急な日本食リクエストにも対応できる為)
・収納が多い(特にクローゼットなど増設できない系はマスト)
・日当たり(リビングは南向きが良い)
・10階以上(4階に住んでいたとき夏は蚊がすごかった)
・築浅(運の部分が大きいけど築年数が古いと子どもの足音など騒音トラブルになり易いかも)
・マンション近くで工事をしていない
・トラブルがあったとき日本語対応可能かどうか(入居した初めはいろいろトラブル起きました)
入居してすぐ害虫騒動や排水溝の詰まり、シャワー故障、日本のテレビが見れないなどなど細かいことまであげると切りがありませんがトラブルが発生します。
なので何かあったときに誰がどのように対応してくれるのか確認すると◎
我が家の場合は物件を案内してくれた仲介業者さんでした。
工事の騒音や設備やマンションの立地、故障があった場合の対応方法などあとから変更・追加が難しい物は特に譲れないポイントだと個人的に感じています。
妥協できるポイント
・浄水器なし
・食洗器なし
・独立キッチン
・玄関なし
・食器洗い場が2つに分かれている
・住んでいる日本人の割合(少なくても多くても大丈夫)
独立キッチンではなくて家族の様子を見ながらお料理できるL字型キッチンに憧れるし、浄水器と食洗器はあったら小躍りするぐらいには嬉しい(結構嬉しい)けど個人的には妥協できるポイントでした。
水はウォーターサーバー、簡易浄水器、シャワーヘッドを交換して生活しています。
☝食器洗い場は日本と違って2つに分かれていることが結構多いです。
また、中国は日本のような玄関のある物件が比較的少ないです。
玄関の扉を開けるとすぐリビングこんちにはという感じ。
できれば日本式が良いけど、これも私は妥協できるポイントでした。
【上海で家探し】契約前に交渉すること
マンションのオーナーと契約を結ぶ前に是非欲しい家具などを交渉されてみてください!
私は上海にきたころ「ちょっとがめついかな」と他人の目を気にしてあまりしませんでした。
が、めちゃくちゃ損したなと今なら思えます(笑)
聞くのはタダですので欲しいと思った物は是非交渉することをおすすめします!
実際に私がオーナにお願いした物やお友達が交渉した物を一覧にしました。
・オーブン
・電子レンジ
・ポット
・冷凍庫
・炊飯器
・物干し竿
・リビングの照明
・勉強机と椅子、ライト
・ベッド
・マットレスなどの寝具
・絵本棚
・空気清浄機
・掃除機
・ウォーターサーバー
・洗濯乾燥機
・窓に付ける鉄格子(子ども落下防止の為)
・防音ガラス窓に交換(工事の音が煩すぎる為)
・日本のテレビ番組視聴
ケトルが欲しくて「ポットが欲しい」とオーナーに頼んだら旅館にあるようなデカいポットが届きました。
文化の違いがあるためこんな物が欲しいと写真を見せて交渉すると失敗を避けられる◎
上海で家探しをするとき注意するべき3つのポイント
上海で家探しをする際に個人的に気を付けたポイントが3つあります。
①契約する前に撤去する家具を相談する
②工事の騒音に注意する
➂窓から子供が落下しないように防止
では次にこの3つについて詳しくご紹介します。
契約する前に撤去したい家具の交渉
上海の賃貸は日本と違って家具、家電が既に準備されています。
間取りと家具は良いんだけどオーナーの趣味で飾っている絵画や置物が邪魔、、、ということ結構ありました。
契約をしてしまった後だと大きい物は撤去を拒否されることもあるので、契約をする前に撤去できるか確認すると安心です◎
マンション付近で工事している場合は要注意
マンションのすぐ隣で工事をしている物件に住んだことがあるのですが、まあああああ煩かった。。
不動産屋さんから
「土日祝と深夜は工事をすることはありません」
と言われていたので安心して契約しました。
しかし、入居してみると深夜・早朝・土日祝関係なく工事!(笑)
他のマンションの住民と一緒に何度か苦情を出してその時は一瞬改善されても、また凄まじいドリルの音が深夜に響いて眠れず最悪でした。
「工事の音が煩いのは最初の地盤作りのときだけで後は比較的静かですよ」
と言われたこともあります。
しかし実際住んでみて感じたのは、完成するまで一生うるさい。
最初の地盤作りはドリルの音が響いて本当に本当に煩いため、最初の騒音と比較すると完成するにつれ音はマシになってきます。
が、煩いものは煩いのです。
マンション近くで工事をしている物件はよく検討されることをおすすめいたします。
子供が窓から落下しないように注意
日本でも高層マンションの窓から子供が落下するという痛ましい事故があったと記憶しています。
中国での家探しは蚊問題と防犯のため高層階を希望していたので子どもが誤って落下しないように窓の位置と開閉方法を確認するようにしていました。
子供が勝手に窓を開けられないようにベビーガードを付けることも可能ですが、それでも個人的には心配だったので窓の位置が低い物件やベランダの鉄格子から足や手が出てしまいそうな物件は避けました。
上海のマンション探しは言ったもん勝ち!?
長くなってしまいましたが、中国で家探しを失敗しないために私が気を付けたことと注意点についてご紹介しました。
まとめると「言ったもん勝ち」かなと個人的には思っています。
欲しい物、欲しい設備、不満に思っていること、疑問点など少しでも何か思うことがあれば遠慮せず言っておくことが中国で家探し(中国生活)を成功させるポイントです!
小心者の私はこれができなくていろいろ失敗しました。(笑)
皆様の中国での家探しが成功することを心より祈っています!
では、再见!
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