你好!
中国上海で子育て中のヨネです。
夫の中国転勤が正式決定したとき、息子は生後9カ月。
その3カ月後、息子が1歳0カ月のとき夫だけ先に日本を渡中しました。
そしてその3カ月後、私と子どもは夫の後を追いかけ中国に渡りました。
当時は本当にいろいろとバタバタで、航空・船便に入れる荷物をかなり後悔!
当記事では、「中国では日本の物がなんでも手に入るよ!」と聞いている方には特に是非是非、是が非でも(やかましい)ご覧いただけたら嬉しいです。
(私がそうだったので、、、)
では、中国に数年住んで「特にこれは日本から持って行くべきだった」と感じた物18個をご紹介します!
中国駐妻が厳選!渡航準備で持って行くべき物リスト
住んでいる地域や家族構成、会社の福利厚生によって必要・不必要な物が皆様で違ってくるかと思います。
そのため1つの参考例としてご覧いただけると幸いです。
では、早速ですが下記は私が渡中する際特に持って行くべきだったと感じた物一覧です。
- 日本語の絵本、ワーク類
- おもちゃ(口に何でも入れてしまう時期限定)
- 医薬品
- サプリメント
- 食品
- 調味料
- 基礎化粧品
- 化粧品
- ヘアケア用品
- 生理用品
- 雑誌
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- サランラップ
- ホタテの力
- シャワーヘッド
- 粉ミルク&離乳食
- ダニ駆除商品
- 洗剤類
中国へ持ち込むことができる物の制限には変動があります。
準備される前に運送会社に確認をお願いいたします。
では次に項目ごとに詳しくご紹介します!
かなり長くなってしまったので気になる物だけ見たいという方は目次からぶっ飛ぶことが可能です。
是非ご活用ください。
①日本語の絵本、ワーク類
個人的にもっと持って来ればよかった物ナンバー1!
中国では日本語で書かれている本やワークはとても貴重です。
中国国内でなんとか手に入れることも可能ですが、
・中国でフリマを活用して古本を購入(×種類が限られる)
・日本に居る家族や紀伊国屋書店などを活用して郵送してもらう(×関税・送料高い)
☝個人的にデメリットが大きいので渡航するとき沢山持って来ればよかったと後悔しました。
渡航したとき子どもは1歳でしたが2~3歳の絵本やワークも必要だと感じました。
夏は灼熱、冬は極寒&空気の悪い日はお外遊びを控えています。
そのため必然的にお家遊びが増えて、そういう日は絵本やワーク、日本語カード様に助けられました!
渡航準備の際に一気に送ることが出来れば、暫くは日本に一時帰国する度に重くて嵩張る本を中国に持って帰る必要もないです。
日本の文化や歌を知らない子どもに少しでも日本について触れてほしいという思いから童謡CDを渡中後、日本から送ってもらいました。
今でも毎日聞いていて日本で生活している子たちとの間にあまり差が出ないようにしています。
中国の空気について、また絵本やドリル、ワークを中国で入手する方法とそのメリット・デメリットなどは長くなってしまうため別記事でご紹介したいと思います。
②おもちゃ(口に何でも入れてしまう時期限定)
日本では手に入らないような子ども心を擽る面白い玩具や親世代が遊んでいたような懐かしい玩具まで中国では幅広く安価で売られています。
現在3歳の我が子には中国で売っている安い玩具を鬼ほど買い与えています。
しかし、もし一緒に帯同する家族に口になんでも入れてしまう時期のお子さんがいらっしゃるなら安全面を考慮して玩具は日本から持ってきた方が良いかなと個人的には感じます。
以下私の体験談です。(長いため次の➂医薬品にぶっ飛んでいただいて◎)
私が中国に来た時子どもは1歳2カ月。
口に入れる行動は少しずつ減っていましたが、まだまだ何でも口に入れてしまう時期でした。
そんな時、夫が中国版Amazonと言われる淘宝(タオバオ)で息子の玩具を購入してくれたのですが、これが日本では考えられない品質。
家事をするときに少し目を離したのですが、気付いたら子どもが何かをモグモグモグ、、、
なんと玩具のプラスチックネジが取れてしまい子どもが口の中に入れていたのです。
プラスチックのボールの玩具も一緒に買っていたのですが、それも遊んですぐ一部が破損してしまい安心して子供に与えることができませんでした。
勿論良質な商品もあります。
しかし、中国で高品質な物を購入するためには個人的に思うのはトライ&エラーだなと。
口コミや店舗評価を確認、検索方法などのコツを掴むことが出来れば中国での買い物が楽しくなってきます!
最初は生活に慣れることで精一杯というかそれが出来たら凄いよね満点花丸!だと個人的には思っています。
なので生活に慣れるまでは持参した安全な玩具を赤ちゃんに与えたほうが子どもは安全、自分も余計なストレスを減らせたな~と個人的に思いました。
(中国の玩具で遊ばせるときは子どもから目が離せなくなり家事ができなかった)
子どもが大きくなった現在は遊べる玩具の幅が広がるため、中国での玩具選びをものすごーーーく楽しんでいます!
知育グッズなんかは日本より安く買えることが多いです★
➂医薬品(解熱剤、酔い止めなど)
日本に住んでいた頃は殆ど薬にお世話になることはありませんでした。
医薬品は子どもと大人の解熱剤、風邪薬ぐらいしか荷物に詰めませんでした。
しかし、中国に来て思った以上に最初は体調を崩しました。
夫はストレスで体中に蕁麻疹がでてとにかく痒いと言い、子どもは高熱を出し人生初めての口内炎、私はPMSが酷くなり情緒不安定。合掌
丈夫な方なのですが何が起こるかわからないと実感しました。
すぐ病院の予約が取れるなら問題ないのですが、予約がとれないこともあります。
コロナの時期は子どもの解熱剤が入手できませんでした。
使わなそうだなと思っても様々な症状に合わせた医薬品を持って来るべきだったなと今振り返ってみると思います。
また、虫よけスプレーとムヒは中国でも販売されていますがこれまた高いです。
上海の夏から秋は蚊が大量に発生します。
しかも刺されると本当に本当に痒くて腫れます。
虫よけスプレーをしていても奴らは刺してきますがスプレーをしないよりはましです。
特に小さいお子さんが居らっしゃるご家庭で中国の物に抵抗がある場合は持って来ることをおすすめします。
④サプリメント
ビタミン系のサプリメントは中国でもたくさん手に入りますが美白系は購入ができません。
一時期、中国で購入したビタミン系のサプリを飲んでいましたが私の体には何となく合わない気がして使用すのを止めました。
夫は気にせずガンガン飲んでいるため個人差や気持ち的な面が大きいかもしれません。
普段からサプリを飲んでいる方は持って行くと安心かもしれません。
➄食品(ふりかけ、カレーなど)
中国ではふりかけという食文化がありません。
売ってはいますが種類は限られてくるため特に子ども用のふりかけは必須!
日本に住んでいたとき我が子はどちらかというと良く食べるほうでしたが、中国に来た当初は環境の変によるストレスのせいか食が細くなってしまいました。
そんなとき日本から持ってきた野菜やカルシウムが摂れる無添加のふりかけに助けられました。
アンパンマンカレー、アンパンマンラーメン、大人用の少しお高めなパスタソース、ラーメン大好きなので高級カップ麺などは心の安定剤に◎
引っ越しの荷解きで忙しい自分のためにレトルト食品は持って行ってよかったです。
子ども用お菓子は沢山売っていますが日本の商品は割高です。
こちらで買うのは何だか悔しくて、でも必要なときは歯を食いしばって買っています。
一時帰国の際はいつも買って中国へ帰っています。
現地の食べ物でも気にならない方は特に沢山持って行かなくても大丈夫かなと思います。
⑥調味料(ブイヨン、出汁など)
中国でも手に入りますが高いです。
特にブイヨンはお店に置いているのを見たことがありません。(ネットにはあるけど高い)
賞味期限が長い物なので荷物の許す限り持ってきて良いかなと思います。
➆基礎化粧品
日本ブランドのスキンケア用品、クレンジング剤など中国でも購入可能です。
しかし日本と比較すると価格が1.5倍~2倍ぐらい(個人調べ)と高いです。
私は宅配業者さんの許可を得たうえで持って行くことができるMAXの数を船便の段ボールに入れました。
それでも足りないぐらいで日本に一時帰国した際は必ず購入して中国に帰ります。
⑧化粧品
住み始める時期はバタバタと自分の化粧品を探す余裕が無いと思うので、お気に入りの物があるなら中国に持って行くと◎
中国に住み慣れた現在は中国ブランドのファンデーションやアイブロウなどとても気に入って使っています!
⑨ヘアケア用品
中国の水は硬水のため日本で使用していたシャンプーが急に合わなくなってしまったということもあります。
私自身がそうだった為、自分に合う物を中国で探し購入しました。
しかし夫には中国シャンプーが合わず日本ブランドの物を使い続けています。
外的要因なのか体内に取り込んでいる栄養のせいなのか髪へのダメージが増えたなと中国に来てから感じています。
トリーメントやヘアオイルなどのスタイリング剤は中国で人気の輸入品を使用したこともありますが、
嗅ぎなれない香りや髪質に合わないため現在は日本に一時帰国した際に購入しています。
⑩生理用品
生理用品は中国にもいろいろな種類があります。
こちらに売られている物は極薄タイプが多いように感じます。(筆者調べ)
中国に来たばかりの頃、こちらで購入した極薄タイプ(42㎝)を使用して外出。
1時間ぐらいで盛大に横漏れてしまい、カフェの椅子に惨劇をもたらしました。
筆者のように月経量が多めかなという方、また肌が敏感な人そうでなかった人も意外と知らないうちにストレスを感じていろいろ不調がでてくる場合があります。
荷物量が大丈夫そうなら使い慣れた物を持ってきたほうが安心かなと個人的には思います。
⑪雑誌(レシピ本や育児書)
自分が読むようにレシピ本、育児書は持って行ってよかったです。
特に役立ったのはレシピ本でした。
子どもの学校ではお弁当が必要な方は持参して損なしかなと思います。
VPNが繋がらない場合、気軽にネットでレシピを検索することが出来ません。
本は自分の娯楽として持参すると役立つかもしれません。
私は自分用の本を数冊しか持って行かなかったため、日本から高い郵送費を支払って送ってもらいました。
中国生活をするうえで必ず必要になってくるVPNについてはまた別記事でご紹介します。
⑫歯ブラシ、歯磨き粉
中国にも歯ブラシ&歯磨き粉はいろいろな種類があります!
しかし、こだわりがあるなら大量に持参すると◎
中国の歯ブラシはブラシ部分が大きかったり毛がとても柔らかい物が多い気がします。
また、日本の商品はどれも高い!
私は一時帰国のときに子ども用の無添加の歯磨き粉や日本で使い慣れている歯ブラシを大量購入してます。
⑬サランラップ
中国にもラップはありますが、ものすごぉおおぉおぉぉおく使い辛いです。
中国にもダイソーがありますがそこで売っている10元(約200円)のラップでさえも使い心地イマイチ。
日本と同じサランラップも売っていますが1本約370円と割高。(30㎝×20㎝の場合)
必須ではないけどもっと沢山持って来ればよかったなと感じた物の1つです。
⑭ホタテの力(食品用洗剤)
ホタテの力とは野菜や果物についている有毒な物質を落としてくれます。
これは人によって要る・要らないの意見が分かれるかと思います。
我が家が渡中した頃、子供は1歳になったばかり。
私は農薬とか気にしてしまうタイプだったのでホタテの力を持参し良かったなと思っています。
あとは純粋にホタテの力で洗ったお野菜と果物は生き生きと艶が出て美味しいし、通常より長持ちします!
⑮シャワーヘッド
日本の水が軟水なのに対し、中国の水は硬水です。
先に渡中した夫は必要ないと言っていました。
でも1歳になったばかりの子どもも居るため念のため硬水を軟水に替えてくれるトレビーノ浄水シャワーヘッドを日本で購入してから中国へ行きました。
当時は新型コロナウィルスの影響で渡中後すぐホテル隔離。
ホテルのシャワーが古くて日本から持参したシャワーヘッドを取り付ける際なんだか壊してしまいそうで怖かったのでホテルでの使用は断念。
硬水シャワーを浴びたからといって最初は子どもも私も特にどうなるというわけではありませんでした。
しかし、ある日気付いたら私の頭がフケだらけになっていました。(汚くてごめんない)
水のせいなのか、隔離のストレスなのかは分かりませんがとにかく凄かったです。(やかましい)
自宅隔離に移動してからシャワーヘッドを日本で購入した物に交換。
シャンプーもいろいろと試してみました。
すると気付いたら頭皮トラブルは殆ど改善されていました。
当時いろいろ試していたので何がよかったのかは分かりません。
日本に一時帰国し実家のお風呂で髪の毛を洗ったときスルスルと指通りが良くて驚きました。
頭皮トラブルの原因は水の影響が少なからずあるのかな~と何となく思っています。
気になる方は軟水に替えてくれるシャワーヘッドを持って来ることをおすすめします。
シャワーや蛇口の水など上海自宅でのお水事情はまた今度詳しくご紹介させていただきます!
⑯粉ミルク&離乳食
日本の粉ミルクを中国で入手するのは難しいです。
入手ルートはありますが渡中当初はネットでの探し物は難しいですし本物なのかも分かりません。
飲み慣れているミルクがあるなら持ってくることに越したことはないと思います。
また、離乳食は中国で購入できますがやはり日本の商品は割高です。
⑰ダニ駆除商品
中国の住宅は最初から家具家電が付いています。
新品のマットレスに交換してくれる場合もありますが、正直見ていないため真実は分かりません。
中国の夏は日本と比較すると湿気がかなり多くダニが繁殖し易い環境だと思います。
除湿器を使用するとすぐタンクが満タンになってしまい1日3~4回は捨てます。
ダニスプレーとダニ捕りシートは持参してとても良かったと感じる渡航準備品の1つ。
後悔しているのは布団乾燥機を倉庫に置いてきてしまったこと。。
中国のフリマでたまにアイリスオーヤマの布団乾燥機が出品されますが、すぐ他の方に先を越されてしまい入手できていません。
中国で売っているアイリスオーヤマの布団乾燥機は変圧器不要なので買ってしまおうか、でも倉庫にあるのに買うのは勿体ない、あーーーと夜な夜な悩んでいます。(平和な世界線)
⑱洗剤類
洗剤系は中国にも沢山販売されていますが臭いが日本の物より少し強い気がします。
お風呂用洗剤と食器洗剤は日本の商品の方が泡立ちが良くしっかり洗えているように感じます。
中国に住み慣れた現在、洗濯洗剤は中国の物を使用していますが柔軟剤、風呂用洗剤、食器洗剤は割高ですが日本の商品を中国で購入して使い続けています。
以上、長くなりましたが中国上海の駐妻が考える「渡航準備の際、日本から持って行くべき物18選」でした。
冒頭でもお伝えしましたが私個人の意見ですので1つの参考としていただけると幸いです。
中国で手に入らない物はないと旦那から聞いたけど、、、
【日本の物は中国で買えない物はない】
と夫から聞いていたので、調味料とか息子のおむつとか思いつく物をなんとなく準備しました。
でもコレ、後々になってかなり後悔!
「荷物の許す限りペン1本でも残さず持って行け!」
と過去の自分に言いたいです。
実際、中国で買えない日本の商品ってほとんどないと思う。
けど、中国という知り合い0人、言葉も通じず文化も違う異国の地に来て最初は生活に慣れることに、それはもうとにかく必死でした。
これは私の周りのお友達も皆口をそろえて言っています。
最初は慣れることだけに集中するため持って行ける物は全て本当に全て持って行くべし!!
スーパーで買い物するにも『会員ですか?袋は要りますか?』と中国語で聞かれ最初は勿論店員さんが何と仰っているのか1ミリも分かりませんでした。
ネットスーパーで買い物するにも人参って中国語で何?から始まり
まず翻訳アプリを開いて「人参 中国語」で検索してコピペして次は牛乳と鶏肉と、、、、
と、やっているうちに今度は子どもがギャーーーーと泣き始め買い物中断
息子も私のストレスを感じ取ったのか新しい環境の変化なのか夜驚症になり、日中も寝ない、ごはん食わないとか敏感 of 敏感に……。
夫は夫で新しいポジション、新しい仕事、語学勉強に追われ死にそう。
土日祝も家で仕事しているから異国の地なのに旦那を頼るに頼れないワンオペ万歳!!!むせび泣き
渡中当初、本当に頼れるのは中国語力0のポンコツな自分だけでした。
今となっては笑い話(笑)
だから、必要だと思った物は荷物の許す限りぜーんぶ持って行くべきだったなと痛感しました。
同じ物何個も買いすぎたかも……とか思って荷物の量減らす必要は全く無し!(過去の私に懺悔)
これ多いなと思うぐらいが実際はちょうど良かったりします。(個人談)
【中国上海渡航準備まとめ】駐妻が選ぶ日本から持って行くべき物17選
というわけで、とんでもなく長い内容を最後までお読みいただき誠にありがとうございました。
最後改めて渡航準備、日本から持って行くべき物18選が下記の通りです。
◉絵本など
◉医薬品
◉調味料
◉食品
◉ヘアケア用品
◉雑誌
◉洗剤類
◉おもちゃ(口に何でも入れてしまう時期限定)
◉基礎化粧品
◉化粧品
◉生理用品
◉歯ブラシ、歯磨き粉
◉サランラップ
◉ホタテの力
◉シャワーヘッド
◉粉ミルク&離乳食
◉ダニ駆除商品
最後に、子連れ帯同するなら中国はとっても良いところです!
中国の良いところや住んでみてよかったことについてはまた別記事でご紹介できたら良いなと思っております。
皆様の渡航準備が滞りなく完了し、無事中国に来られることを心よりお祈りしております。
再见!
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